アトピー体質に悩んでいます。
皮膚の柔らかいところ、関節や首など。
また関係あるかどうか、たまに乳首まで痒くなります。
季節の変わりめや、何か大きな悩みを抱えると痒くなってきます。
あまりステロイド剤を使いたくないと思うのですが効果が早いので手が延びてしまいます。
体質改善できる方法はないでしょうか。
２３歳、販売員店長
～痒い～のは本当に辛いですよね。
そして、皮膚の症状は見た目も気になりますよね。
あまりに続くと、ステロイドに手が伸びてしまうのも、解る気がします。
でも昨今ステロイドの弊害も問題になっているので、それも気になりますよね。
ただ、あまりの我慢が心に及ぼす影響を考えると、一概にステロイドは止めて・・・とも言えません。
とは言え、一度ステロイドを使い出すと、つけたその時は一時的に楽になるけど、段々量が増えていく傾向にあるようです。
そして、そのような人はステロイドを止めようとするとリバウンドがあり、なかなか脱するのが難しいようです。
でも、お医者さんによっては、一気にステロイドを止めさせるのでなく、徐徐に減して行き最終的には、ステロイドから脱するように指導してくれる先生もいるようです。
東洋医学的にも、やはりステロイドの長期使用はオススメしておりません。
ステロイドを長期に渡り使用していると、本来自分が持っている自然治癒力（元気の力）がステロイドに頼ってしまい、なくなってしまいます。
その元気の力はかなり心の状態も作用するのです。
質問者さんのように、何か悩みがあったり、季節の変わり目で体力が落ちた時は「元気の力」は減ります。
そして、症状も出やすくなります。
「乳首まで痒くなる」そうですが、そこは胃の経絡の流れ道です。
季節の変わり目で消化力が落ちているとも考えられますね。
消化力が落ちると蛋白質を消化する力も落ちて、アレルギーに関する症状が出やすいのです。
ここは脱ステロイドに協力してくれるようなお医者さんを探してみることをオススメ致します。
そしてもう一つ。
やはり、人の体を作るのはも食事も大きく影響すると思うのですが、、、、
質問者さんの現在の食事内容が解らないのですが、そこに改善の余地はないですか？
最近では自然食の療法でも、マクロビオティックなどの料理本を見るととても美味しそうです。
そしてかなり、体質改善になります。
アトピーで長くお悩みの方は「食事にも色々と気を付けている人」と「偏食が多いタイプ」との２種類のタイプの方がいらっしゃるように思います。
質問者さんがどちらのタイプかは解りませんが、
白米を止めて玄米にし、タンパク質の摂取を減らして野菜や豆を積極的に取るようにすると、目に見えてお通じが良くなります。
東洋医学では大腸と皮膚は、共に木・火・土・金・水の「金」に配当されます。
大腸と皮膚が繋がっているのです。
大腸をキレイにするとお肌もキレイになることは東洋医学的にも理に叶っているのです。
ピンチはチャンスとも言います。
ここで、チャレンジしてみることで質問者さんの今後の人生も大きく変わってくるかもしれません。
質問者さんは、まだ２３歳！たくさんの可能性のある人生が待っているように感じます。
脱ステロイドを指導してくれるお医者さんですが、インターネットで探して見て下さい。
最近は地域別の医者の口コミサイトも充実しています。
そして、アンテナを立てているといろんな情報が入ってくるはずです。